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いちご狩り。

もうダメだろうと思っていたら、急にたくさんの実をつけだした。

Ichigo











庭先でちょっとしたいちご狩りをしてみたが、楽しいのはそこまでで、こんなにすっぱいいちごは初めて食べた…。いったいどうやったら甘くなるのか。。。

宇宙の町、姶良町。

今日は雨降りで、しかも寒かった。
どこに出かけるという気分でもなかったが、家にいてもしょうがない。で、雨の日でも遊べそうな場所…ということで、スターランドAIRAのプラネタリウムに行ってみた。生涯2度目のスターランドAIRAとなる。

Aira_star

それにしても誰もいない。

前回もそうだったが、やっぱり今回も誰もいない。

中にはいると、ご年配の職員の方が3名ほど出てきて、手取り足取り懇切丁寧な歓待を受けた。久しぶりの来場者だったのだろうか…。プラネタリウムのプログラムはというと、季節柄、春の星座にまつわるお話だ。30分間だが、けっこう面白い。大人210円というのは安すぎるだろう…。しかも家族4人のためだけの貸し切り上演だ。前回もそうだったが。みんな、もっとスターランドAIRAに行こうよ!楽しいよ。しかも鹿児島にある常設のプラネタリウムは、調べたところ3カ所しかないらしい。市立科学館と県立博物館、あとここスターランドAIRAだ。とっても貴重な施設だ。

さらにスターランドAIRAの脇にあるこの建物。

Aira_vlbi_1 たんなる電波望遠鏡か?と思いきや、後から調べると、これも実は貴重な施設だということが分かった。これはVLBIという施設で、なんと日本全国に4カ所しかないものだったのだ!なんでも宇宙の電波を受信して、地球上の位置を測定するものらしい。おおっ!子供の頃、宇宙物理学者を目指していた者としては、とても誇らしいことだ。実は姶良ってすごいんだな~と思った1日だった。

平成電電よ…だめなのか。

去年の4月から、自宅では平成電電の直収電話「CHOKKA」を使っている。その平成電電が完全に破産して清算に入るらしい。

坊主頭の佐藤社長を筆頭に怪しさ満載の平成電電だったが、そもそもは当時電話加入権を36000円で買い取るキャンペーンをしていて、その一時的なカネに目がくらんで巨人NTTから乗り換えたのだった。ところがこの平成電電、意外にもけっこういい会社で、コールセンタの応対はしっかりしてるし、ちょっとクレームしたらすぐ話を分かってくれるし、それになによりも電話料金がIP電話以上に安い。しかもこの1年、こちらが気づいたトラブルは一切ナシ。電話はもちろんADSLも、つながらないことは一度もなかった。ADSLの速度もNTTフレッツと比べて遜色は無いし。

ユーザー視点ではそんないい会社だったが、残念ながら再建計画さえも破綻して、清算せざるを得ないようだ。約14万のCHOKKAユーザーの帰趨も未定で、引受企業がいなければ、このままサービス廃止もあり得るらしい。要は固定電話とADSLが使えなくなったり、自宅の電話番号も廃止される可能性があるとのこと。うーん、ちょっとめんどくさそうだ。まあ携帯があるからいいけど、ADSLはどうしようか…。

でも考えようによっては、ちょっと楽しみな点が無いこともない。
(平成電電の社員や、何か被害を被った方に対しては不謹慎だけど…)
それは電話加入権を売ったときの交換条件である「3年間はCHOKKAを使うこと」という最低利用期間規定が失効するのでは?という期待だ。3年間は自宅に光回線を引けないな…と思っていたが、案外早く光化できるかも…。

劇団道化を見に行った。

友だちに誘われて、国分の総合福祉センターに子供向けの劇を見に行った、3歳の長女と。

 太宰府を拠点にしている劇団道化というところの「しょうぼうじどうしゃじぷた」という公演だ。
 劇団道化って、すごいね。たいした小道具を使ってないんだけど、小道具を操る役者さんの声と表情で、その小道具の周りにいろんなイメージがわき上がってくる。ぱっと見はなんとなく「子供だまし?」なんて思ってしまったが、見て少し経ってから、そのクリエイティブさにびっくりした。前座的な感じで「なにができるかな」というのがあったが、にんじんやはくさい・ねぎなどの野菜をつかって、それらを組み合わせることによりいろんな動物を表現して、子供たちをわーっと沸かせていた。あれはすごい。
 メインの「しょうぼうじどうしゃじぷた」も、3人の役者さんで10人分くらいのキャラクターをこなすのだが、中心となるジープタイプの小型消防車(=主人公じぷた)や悪役大型消防車や救急車などは、おもちゃ屋に売っていそうな、柔らかい車型のぬいぐるみだ。これを役者さんが手で操って芝居が進行する。正直なところただのぬいぐるみ…。でも役者さんの感情がぬいぐるみに乗り移って、表情を持ち出すからフシギだ。
 人形劇とかって、ふつう役者は隠れていて、人形そのものだけが登場すると思っていたが、劇団道化のそれは違う。役者さんが全身登場して、全身で芝居をする。人形劇なのに。とても新鮮だった。

でもなんか少しショックだったのが、子供たちの笑い・喜びのツボが理解できていない自分に気づかされたこと。劇中でところどころ「なんで子供はココが面白いんだろう?」と感じてしまうところがあって、「あ、なんかおれは子供のことが分かってないんだな。」と思った。